こんばんは。まだいたんですよ。cotakaです。
昨日ついに僕が一番すきな筆記具ブランド、「 LAMY 」について書き始めましが、LAMYには東西の横綱ともいうべき、2大巨頭が存在します。
そのうちのひとつがこれ! 「 LAMY 2000 」です!
このLAMY2000、ぱっと見には木製の軸と、アルミの先端部がくっついているように見えます。ところが木製に見える部分は、ヘアライン加工(細い線をたくさん彫って、材質に表情を作り出す加工)が丁寧に施されたプラスチックで出来てます。
丁寧に施された加工はこれだけではありません。たとえばここ。
なんの変哲もないクリップに見えますが、通常、ペンのクリップはクリップ自身の弾性によって物を挟みます。
ところがこのLAMY2000のクリップは、クリップ自身はたわまずに、わずかにクリップの根元が軸に潜ることによって、物を挟めるようになっているのです。写真ではうまく撮れなくてもどかしいのですが、こんな細かいこと言われないとなかなか気づきませんよ。写真では光って見えませんが、ものすごくちっちゃくLAMYと彫ってあるのもオシャレです。
まだまだLAMY2000の凄さを語ります。このLAMY2000、なんと4色ボールペンなんです!!!
はい!今「え?なんで4色ボールペンなのにこのデザイン?」と思ったそこのあなた!あなたはよく気がついた。
普通4色ボールペンには4つのノック部分があります。それぞれの色に対応したノックを押し込むことで、使いたい色をペン先から出すんですよね。
でもこのLAMY2000にはノックが1本しかありません。どうやって使いたい色をペン先から出すのか?いいですか?ここ大事!再びノック部分をクローズアップ!
ペン軸の脇に、それぞれの色が小さく塗ってあります。さっきの写真には青がありました。黒はクリップ部分が対応してます。
そして実際に使いたい色があるときは、自分が使う色を自分の方向に向けて、つまりボールペン全体をくるっと持ち直してノックする。ただこれだけ。
はい!それだけで、使いたい色のペン先が出てくるんです!スゲェ!一体どうなってるんだ!不思議だぞLAMY2000!
は〜。もう凄すぎるので欠点を一つ。先日も言いましたが、LAMYの油性インクの質は決していいとは言えません。それだけが難点といってもいいくらい。
ただ、その難点にも解決策があります!
実はLAMY2000のインクリフィル(替えインクね)は4Cという規格で造られていて、同じ4Cの規格で造られたインクリフィルならなんの問題もなく、LAMY2000で使えるのです。
4C規格のインクリフィルで僕のおススメは、油性インクにもかかわらず、驚くほどのなめらかな書き味を実現した日本の技術の結晶、三菱鉛筆「JETSTREAM」のリフィルです。太さも色もバラエィがありますし、ぜひここはLAMY2000に搭載していただきたい!
インクリフィルの替え方は簡単。まずはLAMY2000をくるくる回してペン先を外します・・・・
って、そこが開くのかーい!
絶対金属とプラスチックの結合部が開くと思っていたぞ。っていうか使っていてもそんなところに段差は全く感じなかったぞ。どこまで丁寧に作り込んでいるんだ!ドイツ人!
もう疲れてきたので最後に〆の情報を。
このLAMY2000、2000といいながらもデザインと機能が生み出されたのは、なんと1966年!約50年前のデザインなんです。
まいりました!

cotaka

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