3人目の「 LAMY safari 」

こんばんは。時間的に、本日最後のcotakaです。蛍の光が流れています。

 

昨日ご紹介したLAMYは毎年、safariの限定カラーを発売するという、なんともコレクター泣かせの技をくりだしてくるのですが、僕は「もうsafariは黒と青の2本でいい!」と自分に言い聞かせ、なんとかしのいで来ました。

 

それに万年筆はその性質上、時々インクを通してあげる、つまり書くのに使ってあげないと、スネてインクが詰まってしまうので、僕には2人のご機嫌取りで精一杯だと思っていたのです。

 

ところが!鉄壁と思われた「黒のsafari」、「青のsafari」の双璧を崩す新人が今年現れました。その名も、

 

『 safari petrol(ペトロール)』!

 

ここで、「ああペトロールね」と思った方は素直にすごいと思います。僕は「ペトロール?なにそれ?おいしいの?」でしたからね。

 

ペトロールとは油絵に使う絵の具を薄める薬品で無職透明らしいのですが、なぜかペトロール色というのは緑と青と灰色を混ぜたような不思議な色のことを指します。

 

もとは無色透明な薬品なのに、色は全然違うものをさすのはなぜなのかわかりませんが、とにかくそういうことらしいです。

 

で、このペトロールという色が実にいい雰囲気なんです。もうね、LAMYさん以外ではそうそう出会えないだろうなっていう絶妙の色具合なんですよ。しかも本体だけでなく、ちゃんとインクも発売してます。

 

例によって「Smithさん」でこのsafariを見つけた時には「うおぅ!今年はこの色かぁ…。かっこいいなぁ。どうしようかなぁ。でもsafariはもう十分あるしなぁ」とかなり悩みました。

 

でも数分後には「ペトロール。名前もかっこいいし、色もいい。なに?今ならインクを5本一箱つけてくれるのか!細字のEF(万年筆の太さを表します。黒と青は少し太いF)もある!それなら他のと同じsafariとは言えないよなぁ。なにより僕が好きなギタリストの長岡亮介さんペトロールズってバンド名だし、これは運命的かもしれないよね」

 

僕はこのように、買う口実を考えることに関しては、いくらでも湯水のように言葉が湧いてきます。こじつけ方は天才的といってもいいと思います。

 

気づいたらもうレジに行ってましたね。

 

 

それでは「safari petrol 開封の儀」

 

外箱もかっこいいです。

中を開けると、説明書と本体と替えインクが1箱がお出迎え。

開けたところ

新しいsafariは間違ってインクが出ないよう、紙のリングが付いているのでそれを外して、っていうかSmithさん、青インクも1本つけてくれたんですね。さすがです。

紙リング

でもせっかくなので、ペトロール色のインクリフィルに換えて、そのまま本体を閉めれば「safari petrol 」の誕生!

オン

試し書き

試し書きを比べてみると、青とも黒とも違う独特の発色。とてもいいです。ただ、写真だとわかりにくいかもしれないので、実際の本体の色とインクの色はペトロール色のリンクでご覧ください。

 

というわけでしばらくこれらsafari3兄弟で楽しんでいこうと思います。3人に気を配って使わなきゃ。お父さん大変。

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cotaka

cotaka

生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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