グーグルマップと猫さん

はい。ついさっき帰宅しました。現在10日の1時40分。生きてます。cotakaです。

 

結局1時間40分歩きましたよ。ヘロヘロヘーのへーもいいところですよ。

 

リュック背負って真夜中のピクニック。本屋大賞ですよ。でもあれは高校生が歩くからドラマになるのであって、40すぎた太ったおっさんが、汗だくでリュック背負って歩いていたら、もうね、悲哀以外のなにものでもない。

 

それなのに「なんでお前はブログを書いているのか?」と僕自身も自分を問いただしたいのですが、書きたいのだから書きます。人間の矛盾ってやつです。

 

それで、なんでこんなことになったかですけどね。

 

最初の失敗

今日はお昼過ぎにあるセッションを約3時間受けて、夜はあのものくろキャンプに初めて参加してきたわけです。

 

つまりはまあ、頭と体をフル回転した1日だったんです。疲れてたと言えばまあ、疲れてはいました。暑かったし。

 

それで、帰りの電車に乗る段階で、帰宅するのは0時頃になるということがわかりまして、「あーお昼過ぎに『習慣をちゃんとこなす』ってブログ更新したのに、もう失敗確定じゃん。嘘つきcotakaって言われちゃう。」とか考えてたら、

 

いきなり電車を乗り過ごしました。

 

本当は秋葉原乗り換え予定が、気づいたら御茶ノ水。つまり一駅乗り過ごしです。

 

「うわ、やばい。」って電車を降りてyahooさんで再検索したら、「まだなんとか違う路線で帰れる。でも終電だぜ、ベイベー。」と結果が出たので、「OK!サンキュー」と答えました。

 

幸い御茶ノ水近辺は予備校時代に通っていたので(とはいえ20年以上前ですが)、乗り換えもスムーズにいきまして、「あとは乗ってるだけで自宅の最寄り駅までいけるよ電車」に無事、乗ることができました。

とはいえ終電ですからね。絶対寝過ごすわけにはいきません。気合を入れて座席に座っていました。

 

2つめの失敗

ここで見事に寝過ごせば、それはそれでネタになるのでしょうが、そこはほら、夜型の申し子cotakaです。全く眠くなることもなく、ちゃんと起きて乗っていまたところ、

 

考え事をしていて乗り過ごしました。

 

眠くならないけど、特技は「考え事」ですからね。あっ!と思った時には最寄り駅の一つ先の駅でした。

 

はい。ここで、確認です。東京での1駅乗り過ごしと、我が家の周辺での1駅乗り過ごしが同じと思わないでください。1駅の間隔がとんでもなく遠いんです。思わず「マジかー」と声が出ました。

 

一緒に降りた人たちには、みんな車のお出迎えが来ているような駅ですよ。沿線でも一際辺鄙な駅です。

 

とりあえず出発

まあ、嘆いていてもしょうがないので、グーグルマップさんを頼りに歩き始めました。だって知ってる大きな道を選んでいたら、本当にすごく遠回りになるし、線路沿いに道なんてないですからね。グーグルマップさんを頼りになるべく線路沿いに近い道を探しながら歩くしかないんですよ。

 

所要時間をみると1時間3分。再び「マジかー」。

 

そうして歩き始めたらね、駅から200メートルくらい離れたらもう真っ暗。比喩じゃなくて、本当に真っ暗。道がぼんやり見える程度。だって田んぼしかないんだもん。外灯もないし。家もないし。

 

でも、グーグルマップってすごいですね。もう本当に細い、田んぼのあぜ道みたいなところまでちゃんと出るんですよ。もうiPhoneとGoogleさんに感謝ですよ。ありがとうジョブズさん、あとグーグル創ったのあの2人(ラリー・ペイジセルゲイ・ブリン

 

それでも真っ暗ですからね。マップに出ていた道を見過ごすんですよ。だってあぜ道だもん。

 

だから、しょうがない、ずっと歩きスマホですよ。あぜ道で歩きスマホは都会と違う意味でスリリング。

 

しかし、あぜ道にも関わらず、時々マップ上に「1分遅い」とかで表示される別ルートって、あれほど意味のないものはないと思いました。

 

戦慄の感触

そうやってなんとか歩いていたら、真っ暗の中、なにか柔らかいものを蹴ったというか、かるく踏んだ感触が!

これは怖いです。本当に真っ暗の中で、急に柔らかいものを踏むと、人は「うわっ!」と言います。勉強になりました。死体とかだったらどうしよう。と思いながら、目を懸命にこらすと、

 

道の真ん中で爆睡していた猫でした。

 

完全に寝ぼけた顔で頭だけ上げてこっち見てるの。

 

そのあと普通に歩いていたから幸い怪我とかはなくてよかったんですが、(猫さんさあ、いくらあぜ道とはいえ、道(あぜ道だけど)の真ん中で人に蹴られるまで爆睡って、動物としてどうなのよ。)とは思いましたよ。思ったけど出てきた言葉は「ごめんなー」でした。

 

それほど寝ぼけた顔してたんですよ。よっぽど人が普段通らない時間なんでしょう。爆睡の邪魔したこっちが悪い気がして。

 

ついに文明に出会う

その後ももくもくと歩いて、ようやく舗装された道に出て、街灯のあるというか、文明を感じる道をしばらく歩いていたら交差点の手前のアスファルトに「危ない」の文字が。

 

「今までの道の方が危ないんじゃ!」って思わず独り言。

 

そんなこんなでもうヘロヘロになって自宅に帰ってきたのですが、所要時間は1時間40分でした。グーグルマップの嘘つき。

 

ちなみに今、「グーグルマップ 猫」で検索したら423000件もヒットしたのに驚いた。

 

っていうか、なんでこんな時間に長文書いてんだ?完全にブロガーホリックですよ。

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cotaka

cotaka

生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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