こんにちは。cotakaです。
以前、40すぎの僕が星野源さんを好きになった経緯を、で、その時、
「実は僕が星野源さんを好きな一番の理由は、曲が好きとか、演技が好きとか、文章が好きとかではないんです。」と締めたのですが、今日はその続きです。
みなさん、ご存知の通り、星野源さんは俳優(シリアスからコントまで)もやり、音楽(作詞作曲アレンジ、ライブの演出までも自分で)もやり、文筆業(現在最新エッセイ「いのちの車窓から」が40万部突破だそうです)もやってます。
そのどれもがある水準をどーんと超えているので、よく多才な人と紹介されたりもしています。
僕が星野源さんを好きな理由はここなんです。
別に多才な人と言われたいというわけではありません。やりたいことは全部やっている。これってかなり勇気がいることだと思うんです。
星野源さんは昔から俳優も音楽も文筆も全部やりたくて、でもどれもこれもやると全部中途半端になるのでは?とかなり悩まれたそうです。
実際、アドバイスという名目で「どれかに一つに絞ったら?」と言われたり、俳優の仕事現場ではミュージシャン、音楽の仕事現場では俳優さんというふうに見られて居場所がないと思ったこともあったそうなんです。
でも、星野源さんはやりたいから全部やった。やり続けた結果、今の星野源さんができあがってるんです。
僕はここにすごく共感を覚えるんですよ。
よく、「人生は一度だけ」と言われます。うん、確かにそのとおり。だからその一度だけの人生は大切にして、一生懸命生きる。うんうん、わかります。
でもね、でもですよ。
僕、学生の頃からこの「人生は一度だけ」という言葉になんともいえない違和感を持ってたんです。「人生は一度だけ、は確かにそのとおりだけどさ、やりたいこと、読みたい本、なりたい自分がたくさんありすぎるよ。」と。
「人生は一度だけはわかったから、その人生とやらをいっぱい持っちゃだめですか?いろいろな人生を全部やってちゃだめですか?」
当時はここまで言葉にできるほど深く考えていたわけではないのですが、大学時代は授業も忙しかったけど、あえて大学とはぜんぜん関係ない人たちと劇団を作って脚本書いて、演出もして、出演もしてとかやってたりしたのはそんな考えが根底にあったからかもしれません。ポイントは劇団と、大学は全然関係ないこと。劇団員は大学生の僕の姿を知りません。大学の友人は劇団で稽古をしている僕の姿を知りません。
これがすごく楽しい。でも、それなりに勇気がいります。中途半端になるかもしれないから。実際、社会人になってからは、勇気がなくて仕事人、家庭人などどこかでつながりのあるものしかできていませんでした。
でも、星野源さんはやりたいことは全部やっている。じゃあ、僕もやってみるか。
僕は40を超えて、もう一度チャレンジすることにしました。体力は落ちているけど、その分人生経験積んだぞ。
その一歩目として選んだのがこのブログです。ブログ関係者は普段の僕の姿を知りません。家族や普段身の回りにいる同僚たちも、友人もブロガーの僕の姿をを知りません。
これがもう楽しくてしょうがないのです。

cotaka

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