最速のムカデ競走

こんばんは。cotakaです。

仕事が終わったので、またモブログ更新を始めます。

今日は僕は仕事でしたが、家族は町内対抗の運動会があるということで、朝早くからバタバタしておりました。

今日の本番を迎えるため、各町内が秘密裏に、練習を行ってきたというのだから本気度は大変なものです。

「他に娯楽はないのか?」という質問は受け付けません。各町内のメンツがかかっているらしいのです。

そんな中、うちの奥さんはムカデ競走に参加予定でした。

ご存知ですよね?ムカデ競走。スキー板みたいな長い板を、何人かで並んで履いて走るアレです。

息が合わなかったり、前の人が転ぶとみんな倒れてあははは〜という、田舎らしいのどかな種目ですよ。

僕もそう思って奥さんに「楽しそうでいいじゃん。」と言ったら、奥さんの様子がおかしい。

「どうしたの?」と訊くと、なんでもうちの町内会は、ムカデ競走が伝統的に速い。もう毎年、いつもぶっちぎりで速いらしいのです。ムカデ競走が。

『伝統的にムカデ競走が速い』

なんだそれ。この先の人生で絶対使わないフレーズだぞ。それに毎年ぶっちぎりで速いってどんな秘密があるんだよ。

わずか1秒くらいの間にそこまで思って、プレッシャーを感じている奥さんの手前、笑いを堪えるのに必死でした。

そして今朝、僕が出勤する直前、昨日練習を見学してきたという娘に「ムカデ競走って速いの?」と訊いてみました。

すると少し興奮した様子で、「すっごい速いよ!だって、横で男の子が思いっきり走ったのに、それよりも速かったんだよ!」

いくら小学生とはいえ、全力疾走する男子より速い!ムカデ競走が!

頭の中でその桁外れな速さと、必死に脚を動かす奥さんのムカデの画を想像したら、もうダメでした。

娘よ今朝お父さんが半笑いで「行ってきます」と言ったのはそういうわけだ。

今日が仕事で良かったと思いながらも、ひと目その勇姿を観てみたかったと思いました。

でも、僕がもし休みだったら代わりに走らされたんだろうな。危ねぇー。

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cotaka

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生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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