こんにちは。cotakaです。
僕は今、心理カウンセリング&コーチ(以下、心理セッション)を受けています。
心理セッションを重ねた上で、自分の「こころ」を縛り付けていたビリーフ(強力に根付いた思い込み。自分にとっては絶対的なルール)を取り去りました。
ところが、ビリーフを取り去って「ああ、すっきりした」と終わってしまってはいけません。
油断すると取り去ったビリーフがまた入り込んできてしまうので、自分の「こころの空いたスペース」に、今度は自分にとって有益なビリーフを埋め込みます。
その方法として有名なのが「アファメーション」と「インカンテーション」。
アファメーションって何?
一般的にはこちらの方インカンテーションより、よく知られているかもしれません。
自己啓発書には自己肯定力を上げる方法として、頻繁に登場します。
また、ベストセラーになった「うつヌケ」の著者、田中圭一さんもこのアファメーションを行うことでうつの症状が劇的に改善しました。
アファメーションとは簡単に説明すると、ポジティブな言葉を使った一種の自己暗示法のひとつです。
潜在意識に働きかけることで、思考や行動の選択が変わり、現実世界も変えていくことができます。
インカンテーションって何?
インカンテーション(incantation)という言葉は元々「呪文、まじない」という意味です。
実査の方法は、自分に力を与えてくれるようなプラスの言葉を、強い感情とボディランゲージを加えて言います。
自分自身にポジティブな言葉を確信を持って言い(叫び)、さらに体を使うことで潜在意識がそれを受け入れやすくなります。
アファメーションとインカンテーションの違い
アファメーションもインカンテーションも、潜在意識に働きかけようとする手法と視点ではよく似ています。
なので、どちらも潜在意識が受け入れやすいと言われている朝と夜。具体的には寝る直前と起きた直後が効果的と言われています。
違いとしては、
アファメーション:言葉のみによる潜在意識への働きかけ
インカンテーション:言葉、感情、態度による潜在意識への働きかけ
といったところでしょうか。
インカンテーションを始めてからの変化は?
では、インカンテーションを始めて、僕のこころに変化は起きたか?です。
始めから僕のインカンテーションで使われる言葉を信じきることはできませんでしたし、叫びながら体を動かすような機会はつくれませんでした。
正直なところ、潜在意識に働きかけるというのもちょっと不思議な感じでしたし。
でもコーチを信じて、職場の最寄駅を降りてから職場までの徒歩20分。時には帰りも、歩きながらインカンテーションの言葉をつぶやきました。
本当はもっと激しい動きを伴った方がいいのでしょうが、僕は毎日続けられる方法として、職場までの徒歩20分を使うという方法を選んだのです。
休みの日は他の時間をなんとか捻出したり、時間が細切れになることもありましたが、とにかく3週間。ただひたすらに続けました。
すると、あれだけ自分でも疑わしいと思っていた言葉が、自分の中に根付いているのを感じるようになりました。
今では自分の中で「当たり前のこと」としてこころから認識できています。
まとめ
僕は心理セッションのコーチが勧めるインカンテーションを行っていますが、一人で始める方はどちらでも自分のやりやすい方でいいと思います。
特にうつ症状がひどい時には体を動かすことさえしんどいので、そういう時はアファメーションの方が始めやすいかもしれません。
うつ病の治療において患者自身が始められることは限られています。
その中でこのアファメエーションやインカンテーションは、なにも道具はいらないし、辛抱強く続けていけばきっと効果が出ると思います。
ちょっとでもやってみようかな?と思う方がいたら、少なくとも3週間(僕はこれくらいで効果を実感したので)くらい続けてみてください。
始めは信じられなくてもいいから、自分を肯定する言葉を1日20分、3週間繰り返す。ただそれだけです。
もしこれらの方法で、あなたのこころが少しでも良い方向に向かうなら僕はとても嬉しいです。

cotaka

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