娘のおねがい

こんにちは。cotakaです。

先日、娘の成長について書きましたが、今回も子どもたちのことを書きたいと思います。

うちにはごく普通の顔付きの小5の娘と、梅宮辰夫さんの体つきと肌の色を併せ持つ幼稚園年中の弟の、2人の子どもたちがいます。きっと弟には金のネックレスが似合うと思います。

この子どもたちが、ふだんは僕にべったり(僕は特にいい父親ではないと思います。ただ、いつも仕事で帰りが遅く、帰宅することには妻も含めて3人とも眠ってしまっているので、休日でたまに会うと珍しいので寄って来るのでしょう。珍獣気分です)なのですが、この姉弟はなぜか何か物が欲しい、買ってもらいたい時は僕ではなく、奥さんの方に頼みに行きます。特に娘は顕著です。

そのたびに奥さんは「なんでこういう時だけお母さんのところに頼みに来るの⁉︎お父さんに頼みなさい」としきりに言うのですが、それでも娘は「それはちょっと〜〜ムニャムニャ、、」とか答えてはっきりしない様子。

僕はその会話を、

(うんうん。わかるぞ。お前は実質的に財布を握っているのが誰だか気づいているんだな。それは正解だ。しかし、さすが女の子はそういう人間関係の雰囲気に聡いなぁ。俺が子供の時なんて、そんな事考えてもいなかったぞ。成長したんだなぁ。)

とか少し感慨にふけながらいつも聞いていました。
ちなみに息子はこの時、忍たま乱太郎に夢中でした。

そして、たいていの場合は娘が諦めるらしく、実際に僕のところにおねだりに来ることはあまりありません。

ですが、先日珍しく「ねぇ、とっとぉ〜」とやって来ました。

注釈  娘は僕のことを小さい時から「とっと」とよびます。ちなみに奥さんは結婚前から結婚後13年目の今でも、苗字に君付けで呼んで来ます。外出先でもそう呼ぶので、娘が赤ちゃんの時に3人で行ったアカチャンホンポでもそう呼ばれ、それまでにこやかだった店員さんが、(複雑な家庭⁉︎)と明らかに動揺していたのを覚えています。

娘の頼み自体は、文房具が欲しいといった、たいしたものでなかったため、すぐにOKをだしました。が、ふと聞いてみたくなって、「なんでいつもお母さんに頼みに行くの?」と聞いてみました。お父さんはわかっているけど的な雰囲気も出していたかもしれません。

すると娘の答えは、「だって、とっとに頼むとすぐに買っちゃって(僕は甘いのです)、その後「なんで買ったの⁉︎」ってお母さんに怒られちゃうからかわいそう。」

 

・・・予想外!あまりに予想外!

っていうか、気遣われてるじゃん!41歳なのに10歳から気使われてるじゃん!

娘の考えは分かっているつもりでしたが、彼女は僕が考えるよりもずっと大人でした。恥ずかしいたらありゃしない。お父さんは息子とピタゴラスイッチでも見てるよ。

以上、父親が考えてるよりも奥さんはやっぱりこわい娘の成長はずっと早いというお話でした。

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cotaka

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生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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