人見知りなんだってば

こんばんは。cotakaです。

唐突ですが、僕はかなりの人見知りです。本当です。

決して連載物の企画が終わってしまい、焦って無理やりネタをひねり出したわけではありません。

僕はブログでうそはちょっとしかつきませんもん。

ところがです。この、僕が人見知りだというと、まぁー同意してくれる人がいないったらありゃしない。多分、僕の性格を親よりも知っているであろう、うちの奥さんもこれにはまったく同意してくれません。

「それはない」

奥様、たった5文字で人を全否定なされました。

でもね、僕としては大真面目、なんなら自分の性格の悩みの一つにあげてもいいくらい人見知り。できれば治したいと本気で思ってます。

なんで僕の周りの人間には「人見知り」として認めてもらえないのか、なんとなくの見当はついています。多分、世間一般でいうところの人見知りと、僕の言っている人見知りの定義が違うんだと思います。

僕は偶然隣りに座った人や、初めて会った人と、多分かなり長い時間喋れますし、知らない人に話しかけることも普通にできます。

多分友人や奥さんはそんな僕を見て、人見知りじゃない。と言うのでしょう。うん、それならちょっとわかる。たしかに人見知りではないかも。

でもですね、僕の言ってる人見知りの定義には「心の距離」が入っているんです。わかりにくいですか?

知らない人と長時間話すことは平気でできるけど、例えば仲のいい友人に会う時に、その友人が「俺の友達も紹介しようと思って連れてきたよ」と知らない人を連れてきたらすごく困る。

偶然隣りに座った人とは「心の距離」を縮める必要はありません。でも、仲のいい友人が紹介したいと、せっかく連れてきてくれた人とは「心の距離」を縮めないと友人に悪い気がする。

これでなんとなくわかってもらえるでしょうか。たぶん僕はその初対面の人と話すことはできるけど、この「心の距離」を縮める作業をしてすっごく疲れるんです。その疲れがとても大きいので、「人見知りではない」とは自分ではまったく思わないんです。

本当に人見知りじゃない人ってそんなに疲れないでしょ。というよりそんな「心の距離」がああだこうだとか考えないんじゃないでしょうか?はい。僕は面倒臭い性格です。

 

世間一般でいうところの人見知りは、初対面の人とは疲れるからコミュニケーションが苦手な人。

僕は疲れるけど、初対面の人の前で黙っているのも疲れるからコミュニケーションをとりにいく人。

ほら、初対面の人との出会いが苦手な点では一緒でしょ。

 

だから僕がいくら初対面の人と話せていても、1日に3回道を聞かれてその度に一緒に目的地に向かっても、僕は人見知りなんです。

(本当によく道を聞かれます。地元だけじゃなくて出張先や旅行先でも。トランク引きながらグーグルマップ見て歩いていても、そこの地元の人に聞かれます。なんだ?僕の守護霊は伊能忠敬か?)

 

あぁーそうだ。先ほど誰にでもとりあえず普通に話しかけられるといいましたが、もちろん例外はあります。コンビニ前の怖い人には話しかけませんし(こちとら立派に狩られる年代ですから)、すごく尊敬している人に話しかける時はちゃんと緊張します。

あと、もう一つ思い出しました。

以前ひょんなことから、一般道で、しかもたった1メートルの距離でお会いした天皇陛下には、話しかけられませんでした。どんなひょんなことだったかは言わないでおきます。なんだひょんって。

たまには読者のみなさまにモヤモヤをプレゼント。

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cotaka

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生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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