こんにちは、cotakaです。
えー、最近だんだん陽気が良くなってきて、暑くなって参りました。それじゃ、フグについて書きます。唐突ですか?まあいいや。
なんでも最近ですね、ショウサイフグとゴマフグの生育地域が温暖化の影響で重なってきてしまったために、混血の新フグが発生しているらしいんですよ。この時点でギョギョギョの方しか興味がないかもしれませんが。
それでですね、僕も知らなかったんですけど、フグって種類によって毒のある場所が違うんですって。だからその新フグの体のどこに毒があるのかわからない。だって混血ですからね。教科書通りにいかないのは雑種の常です。
しかも見た目が既存のフグに良く似ていて見分けるプロ(漁師さん、板前さん)でも難しいので、きちんと調理したフグを食べたはずなのに中毒患者が増えているんですってよ奥さん。大変ねぇ。
まあ僕、普段おフグさんとはあまり関係ない食生活ですので関係ないっちゃあ関係ないんですが。
で、次キノコの話しますねー。唐突だとかはもう聞こえないので続けます。
先日テレビにキノコに異常に詳しい中学生がテレビに出ていました。もう、小さいころからなぜかキノコが大好きで、大好きすぎて中学生になった今では専門家に匹敵する知識を持ってらっしゃる。
何事も好きな物をつきつめた人はすごい方です。ギョギョギョの方に通じるところもありますがおふたりとも僕は純粋に尊敬してしまいます。
その番組内ではたくさんキノコに関する情報が紹介された後、クイズが出題されて、その中学生が解説するという形で番組が紹介されていました。
問題「毒キノコの見分け方はどうするでしょう?」(番組では4択でしたが)
みなさんもちょっと考えてください。チッチッチッチッチッチッはい!時間でーす。
キノコ博士の中学生が解答を発表します。
答え「食べてみる」
はーい。みなさん。怒らない。僕のせいじゃありませんからね。本当にテレビのゴールデンタイムでやってたんですから。物を投げないでください。僕は投げましたけど。
で、真面目な話、キノコ中学生の解説では、昔からいろいろな人が食べてみたことによって食べられるキノコが現在わかっているんですって。
でもですよ。でも。キノコって食べると死んじゃうのもたくさんあるんですよ。きのこ中学生はさらっと言っていましたが、これはすごいことだと思います。
オレンジ色やどぎついピンク色の食用キノコもあるんですが、これを初めて口に入れた人はなんで入れたの?
はい、ここでぐいーっと話は先ほどのフグに戻ります。フグも毒のある場所が違うってわかってるってことは、毒がある場所を食べちゃった人も絶対いたはずなんですよ。
ただね、相手はフグですよ。世界最強とも言われる猛毒を持ってらっしゃる。食べちゃいけないところを食べちゃったら、「間違っちゃった、えへへ」じゃすまなくて、「間違っちゃった、さようなら」の世界ですからね。
しかもフグの場合、もう毒がたっぷりあるよってわかってる卵巣を、糠や粕につけて食べる地方もあります。もちろん尊敬の思いを込めて言うのですが、何をやってるんだ?と僕は問いたい。すごい毒あるんですよ。そこ。
これだって毒が消えるまで漬け込む時間を見つけるためには、「ちょっと早かったみたい。てへっ」でお亡くなりになった方がたくさんいたと思いますし。そもそもなぜ毒のある場所を食べようとする?糠や粕を使わない方法で毒消しに挑戦して失敗した方もいたと思います。
僕も美味しい物は大好きですが、先人たちのチャレンジ精神?というか食いしん坊ぶりには、ただただ、ひたすら頭が下がります。
昔の人たちありがとうございます。おかげで今日も美味しく食事をいただけます。
最近あちこちでいろんな方がグルメ通と言われています。それを否定するつもりはありませんが、いろいろなものを食べた先人たち、あなたたちこそが本当のグルメ通だと僕は思います。
だから感謝の心を忘れないためにもフグを食べたいな。

cotaka

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