こんばんは。cotakaです。
おい、どうした!cotaka的なタイトルです。
まあ突然ではありますが、別に熱を出したわけでもありませんし、変な薬に手を出したわけでもありません。呑んでもいませんってば。
僕のブログは、毎日の生活イベントがあまりないため、普段頭の中で考えていること(脳内イベント。まずい、これだと危ない人だ)を書くことが多いです。
それだったら、普段頭の中で考えていることを、ちゃんと全方向で出していかないとフェアじゃない気がしまして。何に対してのフェアかよくわかりませんが、「いろいろと『考えていることたち』が俺のことも話題に出せよ」と言っている感じでしょうかね。
で、たまにはこんな『考えていたこと』も過去にちゃんと考えていたんだったら、たまには出してみようかなと思ったのでした。
別れとは
いきなりですが、今読んでいる本には様々な理由で、亡くなってしまった人たちがたくさん出てきます(それにしてもいきなり暗いなぁ。ちゃんといつものように戻るから先を読んでね)。
それは突然のこともあるし、病気などで徐々にやってくることもあるし、自業自得であることもあるし、まったくのとばっちりであることもあるし、本当に様々です。
で、ここで死生観について語り出すかというと、そんな気はさらさらないのです。はい。ガクッときてもいいくらいのなんだそりゃです。
別れが悲しいとは
この本の内容もすこーしだけ関係あるのですが、読む前から僕は、「人との別れ」がなぜ悲しいのか?と考えることが一時期あったのです。
その「人との別れ」のレベルはさまざまで、この本のように亡くなってしまうこともあれば、遠くに引っ越すこともあり、離婚することもあれば、交際している人との別れもあります。
ただ、今回お話ししている「人との別れ」に関しては共通項として「もう二度と会えない」ものとします。
だから、「まーちゃん、また明日遊ぼーねー」とか「彼とは結局腐れ縁みたいなもので?別れたり、またくっついたり・・・私たちってなんなんだろうね?(知らねえよ!どうでもいいんじゃ!)」みたいなものは入りません。
みなさんはどう思います?
「もう二度と会えないんだから悲しいに決まってる?」うん、わかりますよ、わかるんですが、だからそれはなんで?と僕は頭の中でぐるぐる考えていたわけです。
悲しくない別れとは
そしたらある日。ポッと頭に浮かんだものがあったんですよ。それは「もう二度と会わないと思っているのに、そんなに悲しくない別れ」っていうものも確かにあるぞと。なんだかここに答えのヒントがありそうだと感じたんですよ。
「もう二度と会わないと思っているのにそんなに悲しくない別れ」ってどんな例をあげればいいですかね。
ええと、学校の卒業式とかわかりやすいですかね?あ、友達は別れる対象に入れちゃダメですよ。また逢えるかもしれないでしょ。
友達ではないその他たくさんの同級生とかです(同級生みんな友達だったという人は本当にものすごい少数の人か、現実に気づいていないという大多数の幸せな人だと思います。そういう人はもし勇気があれば、友達と楽しく遊んでバイバーイとした後、少し歩いてから振り返ってみると、いろいろ気づくことがあるかもしれません。おすすめはしませんけど)。
僕たちはもう大人で、幸か不幸かいろいろな経験をしてきています。
そんな経験から「あーたぶん、この人とは二度と会わないな」と予想できることもあります。でも「寂しいな」くらいは思っても「悲しい」とは思わないんじゃないでしょうか?僕はそう思ってる時が確実にあります。
あぁはっきり言いすぎかな。僕、冷たいですかね?でも、このブログは自分のこころに正直に書こうと思うのです。
別れの悲しさの本質とは
それでもって、話をぐぃーっと戻しますが、同じ二度と会えないのに「悲しい」と「悲しくない」の差はなんだろう?と考えたわけです。「親しくないから?」うーん。答えとしてはなんだかぼんやりしすぎな気がします。
僕が出した答えは、「もう同じ経験を共有することができなくなるから。」です。もうちょっとわかりやすく言いますね。
二度と会えなくなる別れは、「この先同じ風景をみたり、同じ場所に行ったり、同じ話題で会話することができなくなること」を意味します。
そしてじつは「共通の思い出を語り合うこと」もこの先できなくなることに入るのです。
僕たちはすごく突き詰めればだれでも「ひとり」です。ただ「ひとりではない」と感じて毎日を過ごせるのは、他人との「想い」を通じた「見えない繋がり」を感じているからだと思います。
「二度と会えない人との別れ」はこの「見えない繋がり」をとてもか細いものにしてしまいます(切れるとはいいきれません。『想う』ことができますから)。逆に同じ経験を共有することは「見えない繋がり」をより強いものとします。
別れることの悲しさの本質は、言うなれば「ひとり」に少しずつ向かっていくことへの恐怖心なのだと僕は思います。

cotaka

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