X

ちょこっといいもの 「PLUS プレミアムカーブ」

こんばんは。また出ましたcotakaです。

 

今日も好きはもちろんですが、「便利」という視点を中心にした、いいものをご紹介します。

 

その名も「 PLUS プレミアムカーブ」。名前だけ聞いたら何のことだかわからないでしょうが、つまりはこれ。

そうです。いわゆるハサミです。

 

ただ、ちょっと普通のハサミと違うのは「プレミアムカーブ」と名が付いている通り、ハサミの刃が先端に向けてゆるやかにカーブしていることです。

 

これね、ものすごいことなんですよ。発売当初は「千年以上のハサミの歴史を変えた」と騒がれた逸品なんです。

 

なんでカーブしているかというと、そもそもハサミというのは、刃先の角度が30度の時が一番切れるのだそうです。

 

ところが普通のハサミは開いて、閉じていくにしたがって段々この角度が狭くなってしまう。近くに普通のハサミがある人は実際にやってみるとよくわかるでしょうし、皆さんも厚紙を着る時は刃の根元付近で、ちょこちょこと少しずつ切っていった経験はあると思います。

 

普通は「ハサミはそうやって使うもんだ。なんとかとハサミは使いようってな!」と言われて終わりですよ。

 

ところが!PLUSさんは考えたんです。

 

「刃先がずっと同じ角度を保てれば、もっと簡単に厚いものもきれるんじゃね?」

 

「・・・・・・え?」

 

千年以上の間、誰もが考えそうなのに、誰も考えなかったことに思いを馳せたんです!

 

考えてしまえば、おそらく今回のような答えは出たはずなんですよ(もちろん試行錯誤は必要ですが)。手品のタネと同じで、「なぁんだ」ってやつです。

 

でも誰も考えなかった。刃先が閉じた状態が反っているハサミは金属用や園芸用で使われているのに、ハサミの刃全体をゆるやかにカーブさせたのはPLUSさんが初めてだったんです。

まさに機能美!

 

もうね、これを思いついた人に会ってみたい。そしてお礼が言いたい!

 

たぶん今もPLUSさんにいるのでしょう。よく知らないけど!そして実際にあっても、「あ、え、ああ、あのーハサミ、ほら、あの曲がったやつ。ええ、そう。それ、どうも。」くらいしか喋れないと思うけど!

 

でも思いついた人すごいなぁ。ずっとこの先残る仕事ですもんね。

 

こういうことを成し遂げたいものです。

The following two tabs change content below.

cotaka

生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら
cotaka: 生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら
Related Post