こんにちは。上の画像は札幌ではないですからね。念のため。
先日、東京の地下鉄に乗っていてふと気付いたことがあります。
それは札幌の地下鉄との違い。札幌は雪があったり、寒かったりで、地下道や地下鉄の利用者が地上線に比べて大変多いです。
まあ、車種によっても多少の違いもあるでしょうし、乗ってる人によってもばらつきはあるのですが(僕も札幌に行った20年前にはちょっと驚きました)。
まず、うちの奥さんも言っていたのですが、札幌の地下鉄では、多少混んでいても優先席に普通の人が座ることがありません。空いているんです。
だから、こっちの地下鉄のように子供を連れたり、妊婦さんがが席を探さなくてはいけないという状況がほとんどありません。うちは小さい子どもがいるので、奥さんが優先席が埋まっている状況に驚いたわけです。
もちろん人の数が違います。札幌のラッシュアワーなんて東京に比べたら屁(失礼。おぷぅ)みたいなものですから、しょうがないのかもしれないですけど本来の優先席の使い方としては札幌市民の方の方が正しいのかな?と思います。
あとは、車両の設備に関して、まず驚かれるのですが札幌の地下鉄はゴムタイヤで走ります。もちろんガイド的なものがあって、運転手の方がハンドルを切っているわけではないのですが、初めて見るとかなり衝撃的です。
それに、意外と思われるかもしれませんが、車両内に網棚がありません。旅行者や観光客が多いので、荷物が大きい方もたくさんいるのですが、ないものはない。
そんなに電車関係は詳しくないのでわからないのですがなぜなんでしょう?
その他おそらく利用者が一番多い南北線という路線は、南にいくと途中から雪を避けるためのドームに包まれて地上を走ります。なぜわざわざドームをつけてまで地上に出るのだろうと思ったのですが、聞く話によると、札幌オリンピックの時に観客運搬のために南北線を掘っていたのですが、途中でこのまま地下を掘っていたら開催に間に合わないということに気づき、途中から地上に出てくるようにしたということです。なんともまあ、北海道民らしいというか、おおらかさを感じるエピソードです。
あっ、あとひとつ思い出しました。僕が札幌に引っ越した時、大学やバイト先とかの札幌出身者と話が合わず、というか、いちいち札幌市民に訂正されていたことがありました。
札幌では地下鉄ではない地上線(いわゆるJR)を電車と呼びません。「電車」というのは路面電車のことを表します。では地上線はなんというか?答えはなんと「汽車」です。
ディーゼルエンジンで走っている「汽車」が線によっては現役なので、その影響もあるのでしょうが、電気で走っている普通の電車や特急も全部まとめて「汽車」と呼びます。
こっちは生まれてから電車のことを汽車何て呼んだことがないですから、そもそもボキャブラリーにないんですよ。だからよく訂正されてしまっていました。
そんな僕も20年もいると、自然と汽車というようになっていましたから、人間の順応とは馬鹿にできません。
2年前に再び関東に戻ってきた時には、汽車と言ってしまい、笑われてしまいましたけどね。

cotaka

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