「人生の主導権を取り戻す『早起き』の技術」  古川武士

こんばんは。cotakaです。

 

今回は「超夜型から朝型への挑戦!」の続きです。

 

ちなみにまだ資料を読み込んでいる(朝型がいかに良いのか?)段階ですので、本格スタートは切っておりません。0日目です。

 

「しのごの言わず、早くやれ」

 

はい。ご意見ごもっとも。でもこうして理屈をこねくり回している時もまた楽しいものですので、ご了承ください。

 

ちなみに睡眠関連本あと2冊手元にあります。

 

今回取り上げるのは、(僕も持ってる)「続ける習慣」や「やめる習慣」などの著書で有名な、習慣化コンサルタント古川武士さんが書いた、

 

「人生の主導権を取り戻す『早起き』の技術」です。

第1章でいきなり出ました

はい。僕が今一番知りたい、なぜ朝型がいいのか?です。

 

古川さんはバッサリと「悪循環の夜型、好循環の朝型」と言い切ります。

 

時間は均等なペースで24時間流れていくが、心のエネルギーは24時間で均等に消費されない

 

はー!心のエネルギーですか!その観点を僕は持ってませんでした。

 

古川さん曰く

・心のエネルギーは朝が一番高い。

・早く起きれば、自分で決めたことを守れる。早起きは自己制御の要隣る習慣。

・波及効果の大きい習慣(早起き、片付け、運動)は他の習慣を身につける上でも影響力が大きく自制心を作ったり、自信をつけるのに一番よい。

だそうです。

 

むむ、「早起きの習慣」ひとつを身につけるだけで、その他のことに対しても良い効果が期待できるというのはいいですね。

 

習慣化コンサルタントとして数多くの実績のある古川さんが言うと、説得力があります。

 

ちなみに「早起き、片付け、運動」。僕は一つも習慣化できてません。あはは。

 

あははじゃないっ!

 

「じゃあ、早起きが大事だということはわかったとして、実際問題どうしたらいいのさ?」と僕は思ったわけですよ。

 

そうしたらもう何千回も同じことを聞かれているんでしょうね。古川さんはちゃんと答えを用意しておいてくれました。

 

 

根性や意志力に頼らない「起きる技術」

いいですねこのタイトル。

 

これだけで根性や意志力からは一番遠い位置にいる僕は、「おおっ!」とひきつけられました。

 

早く起きるための技術 基本5原則

①起きる時間ではなく、寝る時間に集中する。

②睡眠負債が発生しないように充分な睡眠をとる。

③一度に1つの習慣を貫く。

④センターピンに狙いを定める。

⑤ボトルネックを想定する。

 

睡眠負債というのはいわゆる睡眠不足のこと。センターピンはボーリングの1番ピン。ボトルネックは弱点のことのようです。

 

意外だったのは「早く起きる技術」の5項目のうち、最初の2つが「眠ること」について言っていることです。

 

確かに睡眠時間を削るような無理をすれば、習慣化はおろか、いつまでたっても早起きなどできなそうです。

 

僕の場合も、毎日のように早寝をしようとしていますが、なかなか毎日続かない。

 

僕は会社の飲み会などはほとんどないので、ボトルネックはSNSやブログの更新などになりそうです。

 

となると、センターピンは「Macを閉じること」ですね。ふむふむ。

 

その上で、早く寝るための基本原則「体温を下げて、暗い場所でリラックスすること」が大切なようです。

 

その他、「睡眠を妨げる行為」「睡眠を促す行為」「深い眠りに入るコツ」「朝スッキリ起きるためのノウハウ」などについて書かれています。

 

これらに書いてあったもののうちで、僕が実行が難しそうなのは、「寝る3時間前までに食事を済ませる」「寝る2時間前にぬるめのお風呂に入る」。

 

難しい理由は、仕事の帰りが遅いことです。

 

この2つを実行すると、夕食は食べられないし、お風呂から上がって2時間も待ったら、寝る時間を早くすることはできません。

 

まあすべて完璧にやろうとすると、かえって何もできなくなりそうなので、できる範囲でやってみようと思います。

 

 

理想の生活習慣に変わるための現実

過去に読んだ古川さんの「続ける技術」でもありましたが、習慣化されるまで通るであろう4つのフェーズについても書かれていました。

 

4つのフェーズとは

「反発期(1~3週)」:寝る時間が早くなればOK

「不安定期(4~7週)」:本格的に起きる時間にこだわる

「安定期(8~10週)」:理想に限りなく近づく

「不安定期(11~13週)」:飽きてくるので生活イベントに変化をつける。

 

「飽きてくる」ので不安定期が2つあるところがポイントだと思います。

 

そうなんですよね。習慣化されると「飽き」がくるんですよね。それも予想して書いてあるのに驚きです。

 

 

まとめ

さすが習慣化コンサルタントとして、数多くのコンサルタントをしてきた方だと思いました。

 

いいことばかりではなくて、ちゃんと人間の「意志の力」なんてものは弱いことを見抜かれています。

 

古川さんの「早起きの技術」をみると、「なんだ。そんなことでいいのか。」と思わせられる部分があります。

 

読者にそう思わせるのが、まさに習慣化のプロとしての仕事なんだなと思いました。

 

よし。技術面はこれでいいな。あとは「早起きの動機」のさらなる強化だ!

 

 

 

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cotaka

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生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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