人からの信頼

こんばんは。cotakaです。

親指シフトの勉強をして、もう寝るつもりでしたが、最近しばしば頭をよぎることがあり、書いてみることにしました。

大丈夫(?)。真面目なタイトルのときは、僕の投稿は短いのです。たぶん。

考えていることは「人に信じてもらうということ」つまりは「信頼」についてです。

これは肉親同士の信頼ではない、悪く言えば?なのかはわかりませんが、つまりは赤の他人が自分に抱く信頼。

 

僕の父はあまり説教じみたことをいう人ではありませんでしたが、「人から自分への信頼だけは大切にしなさい」とよく聞かされました。こちらは小学生でしたので、「うそをつくなってことかな」ぐらいの理解だったと記憶しています。

大人になり「うん確かに相手に信頼されりことは大切だ」と思っていたのですが、あの頃の父親の年齢を追い越した今、もうちょっと違うイメージを抱くようになりました。「信頼ってそんな簡単なことじゃないぞ」と。

人にこの感覚をうまく伝えることができなかったのですが、最近になってようやく「ああ、これかな」といったイメージが湧くようになりました。

 

他人の持つ自分に対する信頼とは、薄紙のようなもの。

厚くするには一枚一枚積み重ねていくしかありません。

でも、相手は同時に火のついたマッチも持っているのです。

火をつければ薄紙の束はあっという間に燃え上がり、灰となってしまいます。

また積み重ねさせてくれる場合もあるでしょう。

でも最初の1枚目からです。もちろん相手はまた新しいマッチを持っています。

他人が自分に抱いてくれている信頼。

それは甘えるものではなく、いつでもまた燃え上がるかもしれない、緊張感を伴うものなのだと思います。

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cotaka

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生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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