ドリームキラーの対処法 あなたの夢を実現するためのヒント

こんばんは。cotakaです。

 

はじめに

先日、友人のお一人がFacebookで「ドリームキラーに遭遇して心が乱された」と投稿されていました。

 

友人の心が乱されたというのは、大変気になるところです。

 

ドリームキラーに関しては以前調べたことがあったので、その友人向けにせめて励ましをと思い、僕もコメントを書き込みました。

 

すると、そのコメントのやりとりを見ていた他の友人が「それ、ブログに書いたら?」と書き込んでくれました。

 

「そうか、ドリームキラーに悩まされているひとって、他にもいるかもな」と思い、今回まとめて記事にしました。

ドリームキラーとは?

ドリームキラー。まず字面からして怖いですよね。「夢を殺すひと」ですから。

 

本来の意味はその通りで、「自分が将来の夢や目標を語った時に、その夢や目標を否定したり、壊そうとする人のこと」をいいます。

 

みなさんも一度くらいは将来の夢を口に出した時に、両親や友人に「そんなの無理だよ」と言われたことはあるのではないでしょうか?

 

その時の両親や友人がすなわちドリームキラーというわけです。

 

 

ドリームキラーには2種類ある

さて、このドリームキラーには、「悪意のドリームキラー」と「善意のドリームキラー」の2種類があります。

 

夢を潰そうとしている点では同じなので、夢を語った本人にすれば厄介なのは変わりないです。

 

でも目の前のドリームキラーが、「どちらのドリームキラーなのか?」によって対処の方法が変わってきます。

 

 

悪意のドリームキラー

まずイメージしやすいのはこのタイプのドリームキラーだと思います。悪意のドリームキラーは悪意を持って夢を潰そうとします。

 

例えば、「その夢がかなって自分より有名になったらいやだ」とか、「あなたがキラキラとした人生を送っているのを見るのは悔しい」とか。

 

自尊心を守るためなど、まったくもって自分勝手な理由であなたの夢を潰そうとしてきます。

 

悪意のドリームキラーは、「あなたに成功して欲しくない」という想いが根本にあるので、そもそも話をきく必要は全くありません。

 

無視してもいいし、距離をおいてもいいし、二度と夢を語らなくてもいいし、とにかく拒絶してしまっても、なにも問題はありません。

 

 

善意のドリームキラー

もう一つが善意のドリームキラーです。

 

このドリームキラーが悪者かどうか決めるのは少し難しいと思います。

 

なぜなら善意のドリームキラーには「あなたに失敗して欲しくない」とか「あなたに苦労はさせたくない」という心からの「善意」がその根本にあるからです。

 

例えば自分の親や兄弟などがドリームキラーの場合は、この善意のドリームキラーで有ることが多いです。

 

本気であなたが心配なあまり、結果としてドリームキラーとなってしまう。 こういう人を悪者とは言い難いのではないでしょうか?

 

ただし、「善意のドリームキラー」にはひとつだけ注意点があります。

 

その人があなたを止める「善意」の根本に、潜在意識レベルで「悪意」を持っていることがあるということです。

 

例えば「あなたが成功して自分を追い越すのはいやだ」とか、「あなたが成功した時に自分と比べられるのがいやだ」などがそれにあたります。

 

善意のドリームキラーの顔をして、実は悪意のドリームキラーであることは、その本人さえも気づいていないことがあるために、とても厄介であるといえます。

 

しかし、本物の「善意のドリームキラー」の場合、対処法によっては強力な「ドリームサポーター」にすることも可能です。

 

 

善意のドリームキラーを「ドリームサポーター」にする方法

この方法は以前に、僕の友人であり、コーチでもある和泉梨紗さんがメルマガに書いていて、大変興味深く読みました。

 

その方法とは、1,WHY 2,OK 3,HOW の3Stepで構成されます。

 

  1. なぜ自分の夢がうまくいかないと思うのか聞き出す。(WHY)
  2. まずはその意見を「そうだね」と受け止める。(OK)
  3. その後に、夢がどうしたらうまくいくか、その人と一緒に考える。(HOW)

 

この中でとりわけ大切なのは、2のOKの部分。

 

善意のドリームキラーになってしまう人の根本には、当然あなたを想う「善意」があるのです。

 

しかしその善意の本質は、実は「あなたが苦労をするんじゃないか?失敗をするんじゃないか?」という、その人が感じている「不安」なのです。

 

ですからまずはその意見を受け入れることによって、その人は「善意=不安」をあなたに受け入れてもらえたと感じ、安心します。

 

人は安心すると心を開きます。

 

安心してから、人は初めて本心での話し合いができるのです。

 

その上で一緒に夢実現への対策を考えた時には、すでにその人はドリームキラーではなく、強力なドリームサポーターとなっているでしょう。

 

まとめます。

 

つまり目の前にドリームキラーが現れた時は、その本質が「善意」か「悪意」かを見極めて、それぞれに応じた対処をすれば、あなたの夢は実現に近づく。

 

と、言いたいところですが、そう簡単に話は終わりません。

 

なぜなら最も強力で、最もその存在に気づきにくい、「第三のドリームキラー」が存在するからです。

 

 

第三のドリームキラーとは?

最も強力なのに、最も気づきにくいドリームキラーとはなにか?

 

もう答えに気づいている人もいると思います。

 

「第三のドリームキラー」が存在している場所とは、あなたの「こころ」です。

 

善意であれ、悪意であれ、ドリームキラーに出会った時に、あなたの「こころ」は揺さぶられます。

 

その揺さぶりにあった時に、あなたは自分の「夢」が本物の、「こころ」から願うものだったのかどうか、自分の中のドリームキラーに試されるのです。

 

自分の「こころ」を説得するのは一番難しい。だから最強のドリームキラーなのです。

では、この第三のドリームキラーの存在はあなたにとって、ピンチなのでしょうか?

 

実は違います。

 

 

ドリームキラーが現れる時とは?

世界中で成功者と言われる人たちは、ドリームキラーに出会った時に「チャンスが来た」とおもうそうです。

 

なぜならドリームキラーが現れた時、それは「自分の夢が本当の夢かどうか」判断できる唯一の機会だからです。

 

そもそもなんの覚悟もしていない人が夢を語ったところで、自分の中のドリームキラーにその「夢のようなもの」は潰されて終わります。

 

人によっては、自分の中のドリームキラーの存在すら気づかず、他者である善意のドリームキラーや、悪意のドリームキラーのせいにして終わります。

 

自分の中のドリームキラーに出会えた人は、夢に挑戦する「その時」を迎えたということです。

 

他者のドリームキラーに「こころ」を揺さぶられて、最強のドリームキラーが自分の中に現れても、その「夢」がゆるがない。

 

そういう時が「本当の夢」を叶える時なのです。

 

 

まとめ

ドリームキラーに悩んでいた方は公開投稿でなかったので、お名前は伏せさせていただきました。

 

ブログに書くことを勧めてくれた奈々太郎さん、ありがとうございました。はじめは、記事にすること自体、自分では全然考えてなかったです。

 

善意のドリームキラーへの対処法を教えてくださった和泉梨紗さんにも、感謝したいと思います。ありがとうございました。

 

ドリームキラーの存在に苦しんでいるひとが、「自分には『その時』がきているのだ」と、少しでも楽な気持ちになっていただければ幸いです。

 

 

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cotaka

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生まれてから20年は千葉、その次の20年は札幌に住んでいました。そして2年前からは埼玉に。 読書が子どもの頃からとても好きで、本を読めない時間が続くとちょっとそわそわします。 他には、星野源さんの創り出すもの、満島ひかりさんや高橋一生さんの演技、美味しいものとコーヒーが大好きです。詳しいプロフィールはこちら

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