憧れ

青空 快晴

こんにちは。cotakaです。

僕は子どもの頃から、休むことが苦手でして、(と書くとすごく真面目でなんでもバリバリこなすように見えますが、)そんないいものではなくて、読んでそのまま苦手なのです。

なんていうんでしょう。何もしないでいることが苦手と言い換えてもいいかもしれません。一生懸命休もうとしてしまうのです。

気が散りやすい?ときもあれば、ものすごく集中してしまっていて話しかけられても気づかないことも多々あります。

読書してるときは休んでいるのか?いや、読書は好きですが休んでいる気はありません。本の内容で頭がいっぱいです。

入浴中はぼーっとしているか?いつの頃からか、入浴中は仕事のことを考えるスイッチができてしまっているので、仕事のことを考えます。

映画を観ているときは、構成やら役者さんの演技について考えてしまいます。

以前、休むことをすすめてくれた人に、休むってどのくらいの時間と頻度で、なにをすればいいのかと大真面目にきいたところ、「そういうことを考えないこと」と笑いながら言われ、なるほどと思いながらも答えは得られませんでした。

そうだ。これなら伝わるでしょうか?「休んでリフレッシュ!疲労回復!」これができない。いつもなにか考えている。なにかはその瞬間瞬間で変わります。

真面目に読者のみなさんに聞いてみたいんです。「休んで、リフレッシュ!に憧れているのですが、どうすればいいのでしょう?」

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なぜなんだ?

古民家

こんにちは。cotakaです。

ただいま。恒例のママチャリ激走、息子を幼稚園に出荷してきたところです!

でも今朝起きた時は眠かった。朝食のパンを食べながら、眠ってました。パンをかじるのを空振りしたのは初めてです。

はっきり言って息子を送っている時も眠くてしょうがなかったんですが、そこは親の務め、立派に勤めてまいりました!

しかも息子(梅宮辰夫さんボディ)を降ろしたあとは軽快。ママチャリ立ち漕ぎGO!GO!ですよ。

はい。立ち漕ぎは嘘です。だって暑いもん。

でも帰ればあとは数時間の自由時間!やりたいことが山積み(やらなきゃいけないことは見ないふり)の僕は、結構なスピードで自転車を漕いでいました。

すると、前方におばあさんが一人。

今日近所にセブンイレブンが新装オープンし福引やら福袋やら催しものをやっていたので、道にはそれなりの数の人がいました。

そのおばあさんもセブンイレブンに来たのかなと、人は多くても広い道だったのでそのままのスピードで横を抜けていこうとすると、その瞬間!

『あのっ!』

「えっ!」と驚きながらもママチャリ急ブレーキ!「は、はい?(えーなんだろ。別に危なくなかったよね?スペースけっこうあったし)」と答える僕。

『保健所はどこですか?』

出ましたよ。新しいバージョン。自転車を急停車させての道聞き。他にもいっぱい人いるでしょう?僕急いで自転車こいでいたでしょう?なんで僕にきく?

しかも保健所って。公的機関ではけっこうマイナーどころですよね?その場所を聞くって・・・・・知ってるけど。保健所知ってそうな顔ってどんな顔なんだ。でも聞かれたからにはしょうがない。こっちは、道聞かれるの慣れてますからね。テキパキと説明を始めます。

「ええとほら、あそこに今青になってる信号ありますよね?」

『あーはいはい。』

「そこを右に曲がってまっすぐ行くと右手にすぐ見えてきます。」

『あー、もう一本あっちの道なんだ』

「はい」

『わかりました。ありがとうございます。』

「いいえぇ」

無事説明を終えて、(また道聞かれたなぁーブログにでも書こうかな。神様見てた?文字通り迷える子羊たちを、僕けっこう救ってますよ。)とか罰当たりなことを考えて、自転車をこぎ出しながらなんとなく後ろを振り向くと、

「なぜ、そこで左に曲がるぅ!」

(おばあさん、右って行ったでしょ。なんで左に行くの?反抗期?けっこう近いよ保健所。あっ、ほら交差点にもこっちって看板出てるしぃ・・・・)

「おねえさーん、(面と向かっておばあさんとは言えません。小心者なので)近いから案内しますよ。」

別に親切心アピールがしたいわけではありません。おばあさんがさまよった挙句、熱中症とかになったら大変なので、仕方なくですよ。最後に『あいつがウソの道を教えたから』とか思われたら嫌だからです。

「一緒に前まで行きましょうか」

『えー別に大丈夫ですよ。』

「・・・わかりました。とりあえず道を渡りましょう。いやそっちじゃくてこっち。」

おばあさんを送った後は、ほんとに立ち漕ぎしました。

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人からの信頼

青空 下雲

こんばんは。cotakaです。

親指シフトの勉強をして、もう寝るつもりでしたが、最近しばしば頭をよぎることがあり、書いてみることにしました。

大丈夫(?)。真面目なタイトルのときは、僕の投稿は短いのです。たぶん。

考えていることは「人に信じてもらうということ」つまりは「信頼」についてです。

これは肉親同士の信頼ではない、悪く言えば?なのかはわかりませんが、つまりは赤の他人が自分に抱く信頼。

 

僕の父はあまり説教じみたことをいう人ではありませんでしたが、「人から自分への信頼だけは大切にしなさい」とよく聞かされました。こちらは小学生でしたので、「うそをつくなってことかな」ぐらいの理解だったと記憶しています。

大人になり「うん確かに相手に信頼されりことは大切だ」と思っていたのですが、あの頃の父親の年齢を追い越した今、もうちょっと違うイメージを抱くようになりました。「信頼ってそんな簡単なことじゃないぞ」と。

人にこの感覚をうまく伝えることができなかったのですが、最近になってようやく「ああ、これかな」といったイメージが湧くようになりました。

 

他人の持つ自分に対する信頼とは、薄紙のようなもの。

厚くするには一枚一枚積み重ねていくしかありません。

でも、相手は同時に火のついたマッチも持っているのです。

火をつければ薄紙の束はあっという間に燃え上がり、灰となってしまいます。

また積み重ねさせてくれる場合もあるでしょう。

でも最初の1枚目からです。もちろん相手はまた新しいマッチを持っています。

他人が自分に抱いてくれている信頼。

それは甘えるものではなく、いつでもまた燃え上がるかもしれない、緊張感を伴うものなのだと思います。

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座右の銘

座右2

こんばんは。cotakaです。

昨日は曇天どころか、嵐みたいな状態だったのですね。

仕事中は屋内で窓もないので、今朝のニュースで知りました。皆さんお疲れ様でした。お怪我はなかったでしょうか?

結局僕は一回も傘を使わず、「邪魔だったなコンチクショウ」と傘に思っていたことを、反省するとかしないとか。

 

さて、今回は珍しくタイトル通りの話。みなさん座右の銘ってありますか?

座右の銘、よく聞くけど、あんまり調べたことがありません。例えばどのくらいの長さまでとかあるのでしょうか?ちょっと調べてきます・・・・・・・・

ただいま!

へー、座右の銘って、古人が自分の机の右側に置いておいて、自らの言行を常に戒めるためのものだったそうです。長さ制限は特になさそうですね。っていうか、座右ってどういう意味だ?と思っていましたが、ほんとに座ったところの右側て意味だったんですね。・・・・そのままかい!いや、別にいいんですけど。

僕、結構人に座右の銘を聞くの、好きなんですよ。まあ、聞いたうちの4割くらいは「ざゆうのめい?まだ食べたことないよ」という反応なのですが。聞く相手が悪いのか、そういう人を周りに集めてる僕が悪いのか?多分後者だな。

で、なんだか照れて教えてくれない人が3割くらい。なんでよ。教えてよ。頰を赤らめるおじさんは別に見たくないよ。

結局教えてくれる人が残りの3割くらい。座右の銘をきくと、その人が大切に思っていることが出てきて実に面白いんです。

しかもけっこう普段のキャラクターと違うことを挙げてくる人がいます。ほぉ…、意外と利己主義なんだ。とか、熱血漢なのね。とか人間関係大切なのね。とか。

わりとよく聞くのは「一生懸命」「一期一会」「七転八起」「有言実行」あたり。四字熟語でないものでは「今日という日は残りの人生の最初の1日」「人生万事塞翁が馬」とかがありました。

若い人にきいて、おぉ!それも確かに座右の銘になるな!と驚いたのは「諦めたらそこで試合終了ですよ」。マンガ『SLUM DUNK』の名セリフですね。これには座右の銘というものに固定観念を持っていた自分を恥じました。自分が大切にしていたら、出典がマンガだって関係ないもんね。

ああ、もちろん僕のもいいます。

人のばかり晒していたら申し訳ないですから。でも、わりと普通ですよ。

「無知の知」

オチはないです。すいません。

 

そんでもって、我が子たちにもぜひ座右の銘というものをいつか持って欲しいなと勝手に思ってるんですが、座右の銘って自分で出会うものだから、これは待つしかないですね。出会えないこともあるだろうけど。

ただ、我が子たちに「これだけは」と思って、いつも言っている言葉はあります(今の所、娘にしか理解できてないようですが)。

しつけなんかではないし、あまりクドクドいうのは好きではないので短いものです。

「自分ができることは、ちゃんとやりなさい。」これだけ。

『できること』ですから、別に努力しなさいと言っているつもりはありません。彼女と彼ができることがどのくらいあるか、どれくらいこれから手に入れるのかはわかりません。それは本人たち次第です。

ただ、自分がせっかく手に入れたできること、これに手を抜くのはきっと自分を裏切ることになると思います。そして自分にも、周りの人にも極めて失礼なことだと思います。

お父さん「それだけはダメ。」と言い続けます。

そしていつか自分たちの座右の銘に出会えるといいね。

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夏の夜と彼

どくろ

こんばんは。cotakaです。

さあ、ネタなしピンチからのスタート!書いてみせるぞ!

と、まああんまり気合をいれると帰って逆効果だと思うので、ゆるりと始めます。

みなさんは、夏の夜は好きですか?あまりに蒸し暑いと嫌ですが、僕は結構好きです。

特に夏の夜の温かいのか涼しいのか分類しにくい空気感のなか、裸足でいるととても気持ちがいいものです。蚊がいると最悪ですが。うん、まだ探り探り書いているのがバレてますよね。

で、話を夏の夜に戻しますが、気持ちが良いなんて言えているのは、ちゃんと明かりもあって、飲み物やスイカなんかも横にあるいわゆる夕涼みの場合だと思います。

これが真っ暗の中、ただ一人でぽつんと座っていたら、夏の夜の空気感が好きですなんてことは言えません。油断すると頭の中で彼が話し始めるからです。

そうです。夏の夜と言えば「私、、、気づいちゃったんだ」の稲川淳二さんの出番です。僕の大好きな方のひとり。

普段は全然忘れているのですが、「夏の夜、ひとり、暗い」と条件が揃うと稲川さんの怖かった話を思い出してしまいます。ああいうのって思い出さないようにしようとすると、かえって鮮明になってきますよね。

 

ですが、ここで稲川さんの怖い話を書いたところで、やはり僕の実力ではあの話芸の足元にも及ばないことはわかりきっているので、ここはひとつ、稲川さん自身のことについて書きます。稲川淳二さんは実はとても多才な人なんです。

稲川さんには、実は工業デザイナーとしての面もあってグッドデザイン賞なんかも受賞していることは知っている人も多いと思います。一時期テレビ番組でもよく出てましたし。グッドデザイン賞を受賞したのは平成8年ですから、芸能界に入る前は、ではなく芸能人もやりながら受賞したすごい人なんです。他にもレジのバーコードリーダーや新幹線の検札機(車掌さんがもってるやつね)などもデザインしていて、「えっあれが!」と思うくらい僕たちの生活に溶け込んでいます。

まさに僕の目指す、全く違う道で両方とも成功しているすごい人なんです。

さて、では稲川さんがリアクション芸人だったことを知っている人はいますか?僕の周り(職場では若い人が多いせいもありますが)ではみんな知らなかったです。ある程度年齢が上だと知ってるのかな?

今でこそリアクション芸人と言えばダチョウ倶楽部さんや出川哲朗さんや森三中の大島さんあたりが、その地位を確固たるものとしていますが、稲川さんがリアクション芸人をしていたのはもっと前、僕が小学生の低学年のころ。

いわばリアクション芸人(当時はそんな分類もなかったですが)の元祖といっても良いと思います。

残念なことに、僕が唯一はっきりと覚えているのは、バスタブいっぱいの納豆に飛び込む稲川さんの姿しかありませんが、「ややややややや」といいながらあの笑顔で納豆と格闘していました。面白いというより「なんなんだこの人」というインパクトが小学生の僕には大きかったので今でも覚えているのでしょう。

その他にもいろいろなバラエティ番組にたくさん出ていて、稲川さんは当時かなりの売れっ子でした。かなりの恐妻家というネタもよく聞いた気がします。

 

さて、それじゃなんで今、稲川さんはテレビでリアクション芸人をやることがなくなったのでしょう?今でもリアクションが命とも言える番組は人気なのに。

年齢をとったから?怪談話が売れてそっちで食べていけるから?単純に本人が疲れたから?

 

どれも違うんです。

 

実は稲川さんにはお子さんが二人いて、そのうち一人は俳優として活躍されています。ただ、もう一人のお子さんが重度の障害を持って生まれていらっしゃるんです。

稲川さん自身が語っていたことなので書きますが、稲川さんは一度、自分自身でそのお子さんの首を絞めたことがあるそうです。殺そうとしたんです。

幸い大事には至りませんでしたが、「リアクション芸人は常に笑っていなくてはいけない」という信条をお持ちの稲川さんは、自分のしてしまったことの重大さに気づき、それが自分でもあまりに恐ろしかったため、それ以降キッパリとリアクション芸人としてテレビに出ることを辞めました。

テレビ関係者の誰に聞いても、道で出会ったというファンの方に聞いても悪くいう人はいない、持ち前のサービス精神が旺盛すぎて、マネージャーさんに止められるまで、ファンの方とサインや写真などはもちろん、怪談話まで披露してしまうという稲川さん。

 

そんな悲しい過去もあったから、あんなに深くて優しい笑顔ができるのだと思います。

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